『パラサイト 半地下の家族』の見どころ5つ【ネタバレ無し】

 出典　映画.com

初めまして。映画大好きな理系男子のオレンジです。

とてもメッセージ性が強く、奥が深い映画「パラサイト 半地下の家族」。

この映画を見ないなんてとてももったいない！

何回観ても飽きない作品です。

今回は、そんな傑作映画「パラサイト 半地下の家族」の見どころを紹介していきます。

『パラサイト 半地下の家族』ってどんな作品？

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「パラサイト 半地下の家族」は、カンヌ国際映画祭”最高賞”を受賞した韓国映画です。

主題は”格差社会”。この作品では、貧乏家族のキム家と金持ち家族のパク家の交流が描かれています。

キム家

・父「ギテク」･･･パク家の父「ドンイク」の専属運転手

・母「チュンスク」･･･パク家の家政婦

・長男「ギウ」はパク家の長女「ダヘ」の家庭教師

・長女「ギジョン」･･･パク家の末っ子「ダソン」の美術の家庭教師

キム家の家族全員が、パク家に徐々に寄生（パラサイト）していきます。

パク家は、キム家が家族ぐるみで自分たちの家に寄生していることに気付いていません。

見どころ①　キム家が個性的

貧乏一家のキム家のメンバーがそれぞれ個性的で、とても面白いです。

長男のギウはいつも冷静だけど、酔っ払いに大きな石を投げようとするなどたまに異常な行動を取ります。

長女のギジョンはギウとは正反対の性格で、言葉遣いが乱暴。

父のギテクは家族思いで、運転がうまい！　ただし、独特の臭いがするそう笑

母のチュンスクは気が強く、キム家の中でヒエラルキーは一番上かも。

彼らは半地下の汚い家に住んでいるけど、とても楽しそうに過ごしています。

こんな家族なら、貧乏でも良いかも。

見どころ②　貧乏と富裕層の対比

この映画の主題ともいえる”格差社会”が見事に表されていると感じました。

それこそ、貧乏なキム家と富裕層のパク家の対比がとても分かりやすかったですね。

大雨が降って洪水が起こるシーンでは特にその対比が強くあらわされています。

パク家は豪邸なので、大雨・洪水でもお構いなしに気持ち良く就寝。

キム家は半地下の家に下水が溢れかえり、体育館で雑魚寝。

「これが格差社会か…」と、この世の現実を突きつけられたような気がしました。

見どころ③　テンポの良いストーリー展開

長男のギウが家庭教師としてパク家に潜入するところから始まり、ギジョン、ギテク、チョンスクと次々にキム家が寄生していく展開がとてもスピーディで気持ち良かったです。

長男から長女、父、母にバトンをつないているような感覚でしたね。キム家の団結力が見られました。

見どころ④　程よく散りばめられたコメディ要素

この映画では、所々に笑いどころが散りばめられています。

笑えるシーンがたくさんあって、とても面白いですよ。

私が特に面白いと思ったのは、ヨンギョが末っ子「ダソン」の描いた絵をギウに見せるシーンです。

ギウは「この絵はチンパンジーですね！」と自信ありげに言います。

それに対し、ヨンギョは「自画像です」と冷静に返答。

これは思わず笑ってしまいました。

見どころ⑤　衝撃すぎるラスト

この映画の最大の見どころとも言えるのが、誰も予想できない結末。

あのラストには驚かされました。

ネタバレしたくないので詳しくは語りませんが、とにかく衝撃のラストを迎えます。

所々で散りばめられていた伏線が回収されたときは、驚きや恐怖、納得、悲しみなど様々な感情が入り乱れましたね～。

『パラサイト 半地下の家族』の見どころを解説【ネタバレ無し】まとめ

今回は、「パラサイト 半地下の家族」の見どころを5つ紹介しました。

観たくなりましたか？

誰が見ても面白いと思うような映画なので、ぜひ観てみてください。