出典 映画.com
初めまして。映画大好きな理系男子のオレンジです。
「アバウト・タイム ~愛おしい時間について~」。
この映画はとても感動的で、心が温まります。
主人公ティムがタイムトラベルを使いながら幸せな人生をつかんでいくストーリーです。
見どころはたくさんありますが、中でも私はティムと父の交流が好きですね。
父はこの映画の重要なポジションを担っていたので、今回はそんな父について振り返りたいと思います。
お父さんとティムの思い出①【葬式の日】
父の葬式の日、ティムは思いがけず過去に戻って(タイムトラベルして)父に会いに行きます。
ティムが「今日はお父さんの葬式の日なんだ」と伝えると、父は息子ティムに本を読ませます。
ティムは「全部(のページを)読んでよ」と一言。
このシーンがとてもほっこりします。
父は大好きな本を息子に読ませ、息子は黙って父の朗読を聞く。とても”親子愛”が感じられるシーンですよね。
お父さんとティムの思い出②【最後の日】
父が死んでからしばらくたった頃、妻のメアリーが「3人目の子供を作ろう」とティムに提案します。
新たに子供を作ると、二度と過去に戻って父と会うことができなくなります。
ティムは迷いましたが「父なら喜んでくれるだろう」と思い、3人目の子供を作ることを決意します。
これはとても重大な決断でしたね。
そして、その子供が生まれる直前、ティムは最後に過去の父に会いに行きます。
まずは父の大好きな卓球。このシーンも胸がとても温まりました。
卓球をした後、ティムが「今日がお父さんと会える最後の日なんだ」と伝え、ティムと父はハグをします。
ティムが「やり残したことは?」と尋ねると、父は「1つだけ」と答え、2人は一緒に過去にタイムスリップします。
この時は、父がタイムスリップの能力を発動しました。
数十年過去に戻ったのでしょうか。父は若返り、ティムは子供の頃にまで戻りました。
2人は浜辺ではしゃぎ、思う存分遊びました。
もう二度と会えない父と息子の最後の思い出作りです。
このシーンがとても感動的。
お父さん、最後にやりたいことをやれて良かったですね!
ティムの父から学んだこと
出典 映画.com
ティムも然り、この映画を見た私たちは「日々の平凡な日常が最高に幸せ」だということを学びました。
どれだけ過去をやり直したくても、時は戻りません。
ならば、今を精一杯楽しんで、最大限幸せを感じるしかないんです。
”嫌”だと思ったことも、振り返ってみれば”意外と良かった”なんてこともあるでしょう。
毎日小さな”幸せ”を見つけることが、幸せな人生を送る秘訣ですね。
『アバウト・タイム』お父さんの最後が感動的【号泣必死】まとめ
今回は、「アバウト・タイム ~愛おしい時間について~」の父について触れました。
妻や妹の話も良いですが、私はティムと父との思い出作りのシーンが一番好きです。
様々な登場人物の人生を描いているのが、この映画の魅力ですね。
「アバウト・タイム」以外にも感動的なヒューマンドラマ映画はたくさんあります!